こんばんは、
現在の時刻2022年04月11日21時52分
問題は☟
『図のような平面形状の木造軸組工法による地上₂ 階建ての建築物(屋根は日本瓦葺きと
し、₁ 階と₂ 階の平面形状は同じであり、平家部分はないものとする。)の₁ 階において、建築基準法における「木造建築物の軸組の設置の基準」(いわゆる四分割法)によるX方向及びY 方向の壁率比の組合せとして、最も適当なものは、次のうちどれか。ただし、図中の太線は耐力壁を示し、その軸組の倍率(壁倍率)は全て₂ とする。なお、壁率比は次の式による。』
X方向です。
上側の耐力壁は、2枚で 200㎝ 。壁倍率は2倍なので、 200㎝×2倍で 400㎝になります。 これが上側のX方向の存在壁量です。
次に、
下側の耐力壁は、2枚で 200㎝ 。壁倍率は2倍なので、 200㎝×2倍で 400㎝になります。 これがした側のX方向の存在壁量です。存在は実は同じ。
これを必要壁量で割ってみると充足率が出てきます。
上側は、1/4の床面積が、8㎡ なので、 400/8=50
下側は、1/4の床面積が、16㎥ なので、 400/16=25
壁率比は、小さい方 ÷ 大きい方なので =25÷50 =0.5
X方向は 0.5
同じように、
Y方向
左側の耐力壁は、2枚で 200㎝ 。壁倍率は2倍なので、 200㎝×2倍で 400㎝になります。 これが左側のY方向の存在壁量です。同じやね。
左側は、1/4の床面積が、8㎡ なので、 400/8=50
右側の耐力壁は、4枚で 400㎝ 。壁倍率は2倍なので、 400㎝×2倍で 800㎝になります。 これがした側のY方向の存在壁量です。
右側は、1/4の床面積が、16㎡ なので、 800/16=50
壁率比は、小さい方 ÷ 大きい方なので =50÷50 =1.0
なので、
壁率比は、X方向が 0.5 Y方向が 1.0で
解答は 1番になります。
現在の時刻 22時21分 所要時間 29分
耐震診断に必要な知識やからしっかり知っておかないとね。
いつもいつでもいつまでも楽しく勉強。
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